北朝鮮食料支援の会

北朝鮮食糧支援訪朝報告

1. 妙香山には2つの宝物館があり、世界各国から国主である金日成・金正日父子に贈呈されたプレゼントが陳列してあります。建物の扉は厚さ1メートルあり、岩盤を彫り抜いて造られた大部屋は千室以上もあり核戦争の待避所ともなっています。5階のテラスから眺める景色は素晴らしく、山全体が観光名所になっています。
妙高山普賢寺は豊臣秀吉の朝鮮侵略に対して義勇僧兵を出し、その犠牲者の墓があることより聖地とされ、国主が参拝に訪れるお寺です。

2.私たちが中国で買い付けた貨車1台分60トンの米は、平壌からトラックで香山市の2ケ所の配給所に10トンづつ届けられていました。倉庫には既に配られた長野県や米国の空袋が残されており、私たちの支援米は一人1キロの配給券と引き替えに家族ごとに配られてゆきました。お米を受取にきた女性に聞いてみると、支援米は備蓄米として蓄えて本当に困ったときに他の穀物に交換したりして飢えを凌ぐそうです。また、現在の1日100gの配給米では足りないので、野草や木の実を拾って補っているそうです。

3.香山市は清津川の畔にあり、大雨でいきなり10m以上水位が上がって川岸にあった備蓄米倉庫や家が流され、橋も流されて村々が孤立して大きな被害を出したそうです。香山群の長は「我々は朝鮮戦争で追われて南に逃げ北に逃げてきたが、何処にも安住の地はなかった。飢饉が続いてもここで頑張って、此処で死にたいと思っている者の方が多いと思う」と言われる。幼稚園にも子ども達がまだ半分も通って来ません。幼稚園にはカンパンを、中学校には文房具を届けてきました。